放送大学・千葉大学
名誉教授
宮本みち子さん
首都圏若者サポートネットワークは、社会的養護を巣立った若者とその伴走支者を応援する活動に取り組んできましたが、この活動を全国に広げたいと願ってきました。それが2024年に九州若者サポートネットワークが、山陰、広島・岡山とともに実現します。虐待を受けた児童の増加は歯止めがかからない状態です。児童養護施設や里親宅で育った若者たちは、親に頼れないまま巣立ったのち、さまざまな困難に直面しています。私たちの活動は、若者に寄り添って若者の巣立ち後のくらしを見守り応援する活動です。九州でもこの取り組みが始まることに期待し応援します。